Simucad社、HiSIMおよびPSP向けSPICEベンチマーク・セットを公開

米国カリフォルニア州サンタクララ発 - 2007年9月10日

Simucad社は、90nmプロセス・テクノロジ向けの総合的なベンチマーク・セットを公開しました。本ベンチマーク・セットに含まれるテスト回路は、ノース・カロライナ大学から提供されているテスト回路を元に、Simucad社が変更を加えたものです。テスト回路は、トランジスタ数が2、3個から数100万個までの、幅広い回路規模に対応しており、大規模回路では、バックアノテートされた寄生素子を含む回路と含まない回路が利用できます。

ベンチマークに使用した90nmテクノロジは、標準的な90nmプロセス・テクノロジをSilvaco社のTCADソフトウェアでシミュレートして生成したプロセス・データです。BSIM3、BSIM4、HiSIM、およびPSP向けのモデル・パラメータは、次世代SPICEパラメータ抽出/オプティマイズ・モジュールであるUTMOST IVを使用して抽出しました。

Simucad社の社長兼CEO、Dr. Ivan Pesic(アイヴァン・ぺシック)は、「このベンチマーク・セットによって、初めて、異なるSPICEモデルを対等な条件のもとで正当に比較、性能評価することが可能になった。これでようやく、エンド・ユーザが十分な情報に基づいて、設計に使用するモデルを選択できるようになる」と述べています。さらに、「本ベンチマークの結果は、あらゆる回路規模において、HiSIMがPSPよりも優れていることを明らかに示している。10万トランジスタを超える回路について、PSPが実用的な選択でないことも示している」と語っています。

ベンチマーク結果、テスト回路、シミュレーション・ソフトウェア、およびドキュメントから成るベンチマーク・セットは、 http://www.simucad.com または http://www.silvaco.co.jp からダウンロードできます。本ベンチマーク結果を検証されたい方は、SmartSpiceの実行ファイルの動作に必要な30日評価ライセンスを、シルバコ・ジャパン担当または jpsales@silvaco.com までお申し込みください。

【Simucad Design Automationについて】

Simucad Design Automation( http://www.simucad.com )は、アナログ/ミックスド・シグナル/RF集積回路の開発に使用されるシミュレーション・ツールおよびCADソフトウェアのリーディング・プロバイダです。Silvaco Internationalから2004年にスピンオフしたSimucad社では、回路シミュレーション、カスタムICレイアウト/検証、寄生素子抽出、デジタル・シミュレーション、およびIPキャラクタライゼーション分野の製品を提供しています。Simucad社は、他社製設計プラットフォームとのインタフェースを備えた、PDKベースの包括的設計フローを提供しています。Silvaco社の20年に渡る事業経験から受け継いだグローバルなプレゼンスを有するSimucad社は、IPOへの準備を行っています。


本件に関してのお問い合わせ:
jppress@silvaco.com