Silicon Creations社、Simucad社のデザイン・フローを採用してミックスド・シグナル・チップセットをテープアウト

米国カリフォルニア州サンタクララ発 - 2008年4月9日

Simucad Design Automation(本社: 米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: Dr.アイヴァン・ぺシック、以下Simucad社)は本日、高性能なアナログ/ミックスド・シグナル集積回路設計を専門に扱うSilicon Creations(本社:米国ジョージア州Dacula、以下Silicon Creations社)が、Simucad社のツールのみを使用したデザイン・フローにより、Silicon Creations社にとって初めての複雑なチップセットのテープアウトに成功したことを発表しました。

Silicon Creations社は、Simucad社のTSMC CMOS018 0.18um Logic、Mixed-Mode、RF PDKとカスタムIC CAD設計ツール・セットを使用して、Video-on-Fiber ICの設計、シミュレーション、レイアウト設計を行いました。

Silicon Creations社の共同創立者Jeff Galloway氏は今回作成したチップセットの2つのICについて次のように述べています。「今回作成したチップセットは、一本の5GB/秒の光リンク上に多重のシリアル伝送リンクを束ねて、構築することが目的でした。ICは7つのPLLを備えたミックスド・シグナル回路で、0.18um CMOSプロセスを採用しています。1つのICには、およそ2万個のトランジスタが含まれています。アナログとデジタルの割合はおよそ50対50です。2つのICからなるチップセットの寸法は、1500um x 1500umです。」

Galloway氏はさらに、使用したツール・セットについても次のように述べています。「スケマティック入力にGatewayを使用し、アナログ回路シミュレーションはSmartSpiceで、ミックスド・シグナル・シミュレーションはHarmonyで行いました。SILOS-Xを使用してデジタル回路の検証とシステムのモデリングを実行し、レイアウト編集はExpert、物理検証はGuardian DRC/LVS/NET、階層寄生素子抽出はHIPEXを使用しました。そしてこれら一連のアナログ回路検証のために、16台のコンピュータを駆使してSmartSpiceでシミュレーションを実行しました。」

Simucad社のPDK開発のリーダーで、シニア・アプリケーション・エンジニアであるMichel Blanchetteは、今回のSilicon Creations社のデザイン・フローに関して次にように述べています。「Silicon Creations社という優秀な会社と、当社のツール・セット、高品質なPDKを使用して複雑なプロジェクトを遂行することは、楽しい経験でした。ひとつひとつの要素が高品質であったからこそ、成功を収めることができました。」

シリコン・クリエーション社が開発した、ミックスド・シグナルのチップセット
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Silicon Creation 社が開発した、ミックスド・シグナルのチップセット

概要:Silicon Creations社

Silicon Creations社は、高性能カスタム・アプリケーション用のアナログ/ミックスド・シグナル集積回路設計サービスを行う、2006年創立の非公開会社です。本社は米国ジョージア州アトランタ近郊、販売拠点は米国と日本にあります。
当社に関する詳細な情報は、 http://www.siliconcr.com にてご覧いただけます。

概要: Simucad Design Automation

Simucad Design Automation( http://www.simucad.com )は、アナログ/ミックスド・シグナル/RF集積回路の開発に使用されるシミュレーション・ツールおよびCADソフトウェアのリーディング・プロバイダです。Silvaco Internationalから2004年にスピンオフしたSimucad社では、回路シミュレーション、カスタムICレイアウト/検証、寄生素子抽出、デジタル・シミュレーション、およびIPキャラクタライゼーション分野の製品を提供しています。Simucad社は、他社製設計プラットフォームとのインタフェースを備えた、PDKベースの包括的設計フローを提供しています。Silvaco社の20年に渡る事業経験から受け継いだグローバルなプレゼンスを有するSimucad社は、IPOへの準備を行っています。

本件に関してのお問い合わせ:
jppress@silvaco.com