Simucadのツールのみを使用したRFデザイン・フローで、Silicon Creationsが複雑なRFチップのテープアウトに1回で成功

米国カリフォルニア州サンタクララ発 - 2009年4月22日

Simucad Design Automation (本社: 米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: Dr. アイヴァン・ぺシック、以下Simucad)は、高性能なアナログ/ミックスド・シグナル集積回路設計を専門に扱うSilicon Creations (本社: 米国ジョージア州 Dacula)が、Simucadのツールのみを使用したフローでSilicon Creationsにとって4番目の高性能チップセットのテープアウトに成功したことを発表しました。

製造され、測定されたICチップは、すべての設計仕様を1回でクリア、またはそれ以上の性能を達成しました。

SimucadはEDAソフトウェアのリーディング・プロバイダで、アナログ、ミックスド・シグナル、およびRFシミュレーション用ツールを提供しています。

今回テープアウトに成功したSilicon Creationsの1.9~3.8GHz LCベースfractional-N PLLシンセサイザICでは、STMicroelectronics N.V. (STマイクロエレクトロニクス)の90nm RFプロセスが使用され、設計、シミュレーション、レイアウトが行われました。そして、SmartSpiceRFおよびカスタムIC CAD設計ツールを含むSimucadのアナログ/ミックスド・シグナルのデザイン・フローが採用されました。

Silicon Creationsの共同創立者Jeff Galloway氏は今回のICについて次のように述べています。「このICはマルチバンド対応LCベースのfractional-Nシンセサイザです。チップは、4 VCOコア、低ノイズPLL、および3次デルタ・シグマ型モジュレータで構成されます。このICは、RFローカルオシレータ・シンセサイザとして、またはSONETやイーサネット・アプリケーション用のクロック生成に使用可能です。スポットノイズは、1MHzオフセットで -130dBc/Hzよりも良好で、統合されたジッタはおおよそ250fs RMSです。そして、出力範囲は1.9~3.8 GHzです。」

Galloway氏はさらに使用したツール・セットについて次のように述べています。「回路図入力にGatewayを、アナログ・シミュレーションにSmartSpiceを、ミックスド・シグナルのシミュレーションにはHarmonyを、そしてデジタル回路の検証とシステムのモデリングにSILOS-Xを使用しました。さらに、Expertでレイアウト編集、Guardian DRC/LVS/NETで物理検証、HIPEXを使用して階層抽出と寄生素子抽出を行いました。アナログ回路の検証には、16台のマシン・クラスタを駆使してSmartSpiceでシミュレーションを実行しました。そして、私たちはその性能を信頼して、SmartSpiceRFでRFシミュレーションを実行しました。シミュレーション結果が、シリコン完成品で計測した結果と狂いなく一致していることにたいへん感銘しました。」

Simucadのシニア・アプリケーション・エンジニアであるWill Kleinは次のような感想を述べています。「Silicon Creationsの設計者のようなプロフェッショナルな技術者と仕事をすることは素晴らしい体験です。私たちのツールがSilicon Creationsの製品性能を正確に予測することで、開発/設計にかかる時間と費用を削減することに役立ち、とても嬉しく思います。」

概要: Silicon Creations

Silicon Creationsは、高性能カスタム・アプリケーション用のアナログ/ミックスド・シグナル集積回路設計サービスを行う、2006年に創立の非公開会社です。本社は米国ジョージア州アトランタ近郊、販売拠点は米国と日本にあります。
Silicon Creationsの詳細な情報は、http://www.siliconcr.comにてご覧いただけます。

概要: Simucad Design Automation

Simucad Design Automation ( http://www.simucad.com/)は、アナログ/ミックスド・シグナル/RF集積回路の開発に使用されるシミュレーション・ツールおよびCADソフトウェアのリーディング・プロバイダです。Silvaco Internationalから2004年にスピンオフしたSimucadでは、回路シミュレーション、カスタムICレイアウト/検証、寄生素子抽出、デジタル・シミュレーション、およびIPキャラクタライゼーション分野の製品を提供しています。Simucadは、他社製設計プラットフォームとのインタフェースを備えた、PDKベースの包括的設計フローを提供しています。Silvacoの20年に渡る事業経験から受け継いだグローバルなプレゼンスを有するSimucadは、IPOへの準備を行っています。

概要: 株式会社シルバコ・ジャパン

株式会社シルバコ・ジャパン(http://www.silvaco.co.jp/ )は、Silvaco International(本社: 米国カリフォルニア州サンタクララ)の出資会社です。1989年に設立、1995年に日本法人として登記しました。シルバコ・ジャパンは、日本のTCADおよびEDAソフトウェア業界におけるリーディング・カンパニーを目指しています。TCAD製品はSilvaco Data Systems (http://www.silvaco.com/ )、EDA製品はSimucad Design Automation (http://www.simucad.com/ )が開発しています(両社ともにSilvaco Internationalの出資会社、本社: 米国カリフォルニア州サンタクララ)。シルバコ・ジャパンは、さらなる飛躍を求め、技術サポート体制と営業の強化、研究開発環境の構築と拡充に全力をあげています。シルバコ・ジャパンは、横浜に本社を置き、2007年9月より京都オフィスを構えています。

本件に関してのお問い合わせ:
jppress@silvaco.com