新日本無線とシルバコ、アナログマスタースライス設計環境を構築

東京、および米国カリフォルニア州サンタクララ発 - 2012年1月26日

新日本無線株式会社(以下、新日本無線)とカリフォルニア州サンタクララに本社を置くSILVACO, Inc.(以下、シルバコ)は、本日、新日本無線の提供するアナログマスタースライスに対して、設計効率向上を目的とした専用の設計環境を共同開発し提供を開始しました。

デザイン・ハウスでは、試作や少ロット生産などの用途として、カスタムICの開発に比べ製造期間が短いアナログマスタースライスを利用して専用ICを開発していますが、レイアウト設計段階の時間短縮、設計手法の改善を長く望んでいました。

この要望に応える為、新日本無線とシルバコは共同でアナログマスタースライスのレイアウト設計に特化した最適な設計環境を構築し、レイアウト設計期間を従来の半分に短縮しました。

アナログマスタースライスにおいて、設計の効率化はビジネス上重要なテーマです。今回共同開発した専用の設計環境は、お客様の設計期間を短縮できるだけでなく、半導体の設計経験によらず容易に利用できるため、多くのお客様にメリットがあります。

新日本無線のアナログマスタースライスとシルバコのトークン・ライセンスのベストミックスはお客様の開発コストを飛躍的に削減することを可能にします。両社は今後もお客様の意見に耳を傾け、より良いソリューションを提供することをお約束します。

アナログマスタースライスについて:
アナログマスタースライスとは、トランジスタ、抵抗、コンデンサなどの素子やオペアンプなどの回路ブロックをウェハー上にあらかじめ形成しておき、配線層のみ変更することによって、お客様の用途に応じた専用アナログICを実現するサービスです。配線層以外の素子形成工程を事前に行っているため、配線レイアウト設計完了後、最短4週間程度でES(Engineering Sample)をご提供できます。

新日本無線のアナログマスタースライス事業についての詳細は以下をご参照ください。
http://semicon.njr.co.jp/jpn/analogmasterslice/

概要:新日本無線株式会社

新日本無線グループは、アナログ半導体を中心に、設計・開発、製造、販売までをグループで一貫して手掛け、主力製品であるオペアンプは世界トップクラスの販売数量を誇ります。その他レーダー用電子管や衛星通信用コンポーネント製品等マイクロ波を利用した独自製品も製造、販売しています。半導体集積回路の高機能・高集積化が求められ、無線通信における高速・大容量化が進む中、独創的マイクロエレクトロニクスとマイクロウェーブ技術を軸とした最適部品の提供を通して社会価値の向上を目指します。

概要: SILVACO, Inc.

SILVACO, Inc.は、TCAD、回路シミュレーション、およびIC CADソフトウェア・ツールのリーディング・ベンダです。SILVACOのツールは、ファウンドリにおける半導体プロセスの開発や、デザイン・ハウスにおけるアナログ/ミックスド・シグナル/RF ICの設計に使用されています。SILVACOが提供するPDKベースの統合設計フローは、他社製設計プラットフォームとのインタフェースを備えています。SILVACOは、世界中の主要地域に事業拠点を構え、グローバルなプレゼンスを有しています。

概要: 株式会社シルバコ・ジャパン

株式会社シルバコ・ジャパン(http://www.silvaco.co.jp/)は、1989年に現在のSILVACO, Inc. (米国)の日本支社として設立、1995年に日本法人として登記されました。 シルバコ・ジャパンは、日本のTCADおよびEDAソフトウェア業界におけるリーディング・カンパニーを目指し、技術サポート体制と営業の強化、研究開発環境の構築と拡充に全力をあげています。事業拠点を横浜本社および京都オフィスに構え、充実したサービスを展開しています。

本件に関してのお問い合わせ:
jppress@silvaco.com