Verilogネットリスト/SPICEネットリスト・コンバータ
Catalyst DA™は、Verilogネットリストを同等のSPICE形式ネットリストに変換するソフトウェア・プログラムです。SPICEネットリストはレイアウト検証またはSPICEシミュレーションに使用できます。
主な特長
- Verilog構造記述からSPICEネットリストを生成するための自動ソリューションを提供
- IEEE 1364-2001に準拠したVerilog入力ファイルに対応
- Calibre拡張SPICE形式および標準SPICE形式のネットリストを生成
- Verilogソース・ファイルのシンタックスおよび構文チェックを実行
- モジュール定義の一部が不足している場合でもVerilogネットリストの部分変換を実行可能
- SPICE電源およびグラウンド・ネットを自動生成/接続
- 数百万ゲートのVerilogネットリストを処理可能
- Catalyst DAとGuardian LVSを併用して、完全なレイアウト検証ソリューションを提供
- お客様とサード・パーティ企業の大切な知的財産を守る、シルバコの強力な暗号化技術を利用可能
特徴
- コマンド・オプションをオプション・ファイルに統合することにより、再利用が容易になりプロジェクト管理が効率化
- 電源およびグラウンド・ネットのフレキシブルな命名オプション
- プリミティブ・ゲート命名オプションにより、名前の矛盾を解決
- サブサーキット定義に新規のピンを追加可能
入力例:
module top();
supply1 PWR;
supply0 GND;
wire [0:1] w1;
wire a,b,c;
A inst1( 2’b10, w1 );
and inst2(a, b, c);
endmodule
module A( in1, out1 );
input [0:1] in1;
output [0:1] out1;
endmodule
出力例:
.SUBCKT top
Xinst1 PWR GND w1[0] w1[1] A
Xinst2 a b c and
.ENDS
.GLOBAL GND
.GLOBAL PWR
.SUBCKT A in1[0] in1[1] out1[0] out1[1]
.ENDS
Catalyst DAの入力/出力
Rev.042513_04